仙台でも渡りの小鳥
2014/09/30(Tue)
仙台でも渡りの小鳥が見られるだろうと思い、23日は台原森林公園に出かけました。
程なくカラ類の混群に遭遇しました。よく見るとヒガラが混ざっています。ここでは越冬してるものが見られますが、こんなに早い時期に現れるとは驚きです。山地から降りてきてこのまま越冬していくのでしょうか?

ヒガラ140923
ヒガラ

そしてさらに驚きはゴジュウカラです。越冬期でも滅多に見ませんが、やはり早々に山から降りてきたようです。カラ類の混群の構成種ですが、逆さ向きに木を降りるユニークな鳥です。

ゴジュウカラ140923
ゴジュウカラ

このカラ類と行動を共にしている渡り鳥がいました。コサメビタキは昨年秋も確認しており、北方や山地からやって来て南方に渡って行きます。

コサメビタキ140923
コサメビタキ

春の渡り時期にも確認できたセンダイムシクイも混ざっていて、やはり北方や山地から南方に渡って行く途中です。

センダイムシクイ140923
センダイムシクイ

キビタキはひょっとするとここで繁殖することもあるかもしれませんが、オス・メスとも見られました。たまたまカラ類の近くにいたような感じで、これも南方に渡って行きます。

キビタキ♂140923
キビタキ(オス)

この日は暗めの林の中でブレ写真の量産でしたが、キビタキのメスだけが良い所に出てきてくれました。

キビタキ♀140923
キビタキ(メス)
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盛況! 秋の渡り
2014/09/27(Sat)
東村山のMFでは、毎年鳥達の秋の渡りの空振りが続いています。その時期になってきたので、今年こそはと期待して20日はMFの林に出かけてみました。
出会えるならここと予想していたポイントに行ってみると、ほどなくエゾビタキが姿を現しました。春と秋の渡りの時期に日本を通過するだけの旅鳥です。絶対来てるはずなのに今まで会えず、東村山では初めての観察です。しかし、高くて遠くてまともに撮影できません。状況が変わらないので次のポイントへ移動しました。するとすぐにエゾビタキがやって来ました。数羽いるようです。

エゾビタキ140920
エゾビタキ

同じ木の低い横枝に別の鳥がいます。暗くて肉眼ではよくわからず、キビタキのメスかなと思っていましたが、画像を見ると青い翼をしています。これも東村山では初めてになるオオルリのオス若鳥でした。オス成鳥は大変美しく、囀りもきれいな日本3名鳥の1つで、各地の山地の林で繁殖する夏鳥ですが、渡りの時期には市街地の林で見ることがあります。

オオルリ140920
オオルリ

しばらくすると正真正銘のキビタキが鳴きながら近づいて来ます。メスがすぐ近くに姿を見せてくれました。MFでは繁殖期に囀りを聞くことがあるので、繁殖してることもあるのかもしれません。

キビタキ140921
キビタキ

さらに待っているとツツドリがやって来ました。カッコウの仲間で、他の鳥の巣に卵を産み付けてその鳥に子育てさせる(托卵)ことは同じです。近くの桜の木についている大きな毛虫を何匹か食べていました。夏鳥として各地の山地にやって来ますが、これも渡りの時期に市街地の林で姿を見ることがあります。

ツツドリ140920
ツツドリ

この日は今までほとんど見れなかった渡り鳥が、たくさん姿を現してくれた大盛況の一日となりました。
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沖縄八重山 -おまけ-
2014/09/25(Thu)
八重山の動物相は関東や東北とは全く異なり、日本のものとは思えません。蝶や鳥以外にも興味深いものがたくさん生息しています。
西表島では宿の庭の片隅に、太った20cm程のキシノウエトカゲが現れました。日本最大のトカゲで成体は40cmにもなります。沖縄先島諸島のみに分布する日本固有種で、国の天然記念物であり環境省レッドリストに記載される希少種です。

キシノウエトカゲ140910
キシノウエトカゲ

カラフルでユニークな模様が多い南方産のカメムシにも密かに期待していました。しかし目立ったものに会えず、石垣島でのアカホシカメムシが唯一と言った感じでした。南西諸島以南に生息します。

アカホシカメムシ140911
アカホシカメムシ

トンボもそれなりに飛んでいましたが、余力がなくスルーしてしまいました。石垣島では上空をひらひら蝶のように飛ぶオキナワチョウトンボを見かけました。奄美以南に生息します。

オキナワチョウトンボ140912
オキナワチョウトンボ

今回は家族旅行だったことや、あまりの暑さに歩き回る気力が萎えてしまって、フィールドで過ごす時間を十分確保できませんでした。それでもそれなりに固有の生き物たちに会うことができましたが、またチャンスがあれば今度はもっと鳥を見てみたいですね。
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沖縄八重山 -鳥編-
2014/09/23(Tue)
八重山諸島の鳥達には、残念ながらほとんど出会えませんでした。
竹富島では海岸に白いクロサギがいました。クロサギは海岸で暮らし、本州にも少数生息しますが、白いタイプは南西諸島以南で見られます。

クロサギ140909b
クロサギ

身を低くして魚を狙っているようです。

クロサギ140909a
クロサギ

西表島では正真正銘、黒いクロサギに会えました。

クロサギ140910a
クロサギ

クロサギ140910b
クロサギ

石垣島では水田でムラサキサギに会えました。大型のサギで日本では留鳥として八重山諸島に生息します。

ムラサキサギ140912
ムラサキサギ

西表島では牧草地にツメナガセキレイの群れがいました。八重山では冬鳥ですが、北方で繁殖を終えてもう移動してきているようです。

ツメナガセキレイ140910
ツメナガセキレイ

丈の高い草地にはセッカがいます。小さな鳥ですが、私の目の前に出てきてくれました。本州でもヨシ原などでよく見ます。

セッカ140910
セッカ

沖縄のシンボル、カンムリワシは度々見ることができました。八重山諸島に生息し、国の特別天然記念物、種の保存法に指定された希少度の高い猛禽類です。西表島では山林で、鳴きながらペアで飛翔する雄姿を見せてくれました。

カンムリワシ140911
カンムリワシ

石垣島では集落の道路脇の木にとまっていて、そこから水田のあぜ道に降り立ち、餌のカエル、トカゲやヘビを捕まえていました。全く人を恐れる様子もなく、私との距離も10m程とありがたみ半減でしたが・・・

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カンムリワシ

カンムリワシ140912a
カンムリワシ
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沖縄八重山 -石垣島-
2014/09/21(Sun)
11日から12日にかけては、最後の島となる石垣島に滞在しました。
八重山ではシロチョウの仲間にも特産の種が多いのですが、今回はチャンスに恵まれず、撮影出来たのは唯一ウスキシロチョウだけでした。沖縄本島以南に生息する大型のシロチョウです。

ウスキシロチョウ140911
ウスキシロチョウ

コウトウシロシタセセリは林道脇のちょっと先の茂みにいました。でもハブが恐くて近づけません。他にも茂みに立ち入れば良い写真が撮れたのにと思うことが何度かありましたが、ハブの恐怖には勝てません。この蝶は八重山諸島以南に生息します。

コウトウシロシタセセリ140912
コウトウシロシタセセリ

迷蝶だったイワサキタテハモドキは、ごく最近石垣島では定着したようですが、いるところではかなりの個体数が見られました。

イワサキタテハモドキ140911a
イワサキタテハモドキ

イワサキタテハモドキ140911b
イワサキタテハモドキ

一風変わった石崖模様のイシガケチョウはゆっくり撮らせてくれました。分布域を北上させており、近畿以南で見られるようになっています。

イシガケチョウ140912
イシガケチョウ

残念だったのはアオタテハモドキです。きれいな蝶なので絶対写真に撮りたい蝶で、撮影は比較的堅いと踏んでいましたが、予想外に手強くボロの翅裏しか撮れませんでした。これも沖縄本島以南の蝶です。

アオタテハモドキ140911
アオタテハモドキ

活発に飛んでいたヤエヤマカラスアゲハも陽が陰ると、吸蜜に花にとまってくれます。文字通り八重山諸島に生息します。

ヤエヤマカラスアゲハ140912
ヤエヤマカラスアゲハ

本土ではマダラチョウの仲間はアサギマダラしか見られませんが、八重山では多くの種が見られます。この日もツマムラサキマダラが見られました。かつては迷蝶でしたが、今では沖縄本島以南に生息します。

ツマムラサキマダラ140912a
ツマムラサキマダラ(メス)

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ツマムラサキマダラ(オス)

石垣市の蝶であり沖縄の蝶のシンボルとも言える日本最大の蝶、オオゴマダラは見かけるもののなかなか撮影できずちょっとあせっていました。もうそろそろ空港に向かわなければという頃になってようやく撮らせてくれました。奄美以南に生息します。

オオゴマダラ140912
オオゴマダラ
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沖縄八重山 -西表島-
2014/09/19(Fri)
10日から11日にかけては西表島に滞在しました。
まず宿に荷物を置き、庭に出てみると、何頭かタテハモドキがいました。結構警戒心が強くてなかなか近づかせてくれません。一見、クジャクチョウの色違いのような感じですが、九州南部以南に生息します。

タテハモドキ140910
タテハモドキ

近くの民家の生垣まわりにはホリイコシジミがちらちら飛んでいます。ものすごく小さい日本最小の蝶の1つで、沖縄本島以南に生息します。

ホリイコシジミ140911
ホリイコシジミ

宿がある集落では、有毒のマダラチョウであるカバマダラがいました。鳥などが襲わないため、この蝶に擬態して捕食されるのを防いでいる蝶が何種かいるのはよく知られたことです。台風に巻き込まれてしばしば本土でも記録されますが、南西諸島以南の蝶です。

カバマダラ140910
カバマダラ

山裾に向かうと、タイワンクロボシシジミがよく見られました。アワユキセンダングサがあちこちで咲いていて、いろんな蝶たちが吸蜜に訪れていましたが、この蝶もよく来ていました。これは奄美以南の蝶です。

タイワンクロボシシジミ140910
タイワンクロボシシジミ

アワユキセンダングサの蝶をよく見るとアマミウラナミシジミも混ざっています。八重山地方には数種のウラナミシジミが生息していますが、最も普通の本種しか撮影できませんでした。南西諸島以南の蝶です。

アマミウラナミシジミ140910
アマミウラナミシジミ

時折クロボシセセリもやって来ます。以前は迷蝶で日本には定着していませんでしたが、今では奄美以南に見られます。南方の種らしく、幼虫はヤシ類の葉を食べます。

クロボシセセリ140910
クロボシセセリ

海岸近くではクロマダラソテツシジミがよく見られました。これも以前は迷蝶で日本には定着していませんでしたが、今では幼虫の餌である植木のソテツに付いて、各地に分布を広げており、数年前には関東でもかなり発生しました。

クロマダラソテツシジミ140910
クロマダラソテツシジミ
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沖縄八重山 -竹富島-
2014/09/17(Wed)
遅ればせながら夏休みで、デジカメ本格導入後初めての沖縄遠征をしてきました。
今回向かったのは、大学時代に行って以来の八重山列島です。この地域ではほとんどの蝶が通年見られ、本州とは大きく蝶類相が異なるので楽しみです。
9日、最初の目的地は竹富島です。まずはスジグロカバマダラが出迎えてくれました。林縁などで結構普通に見られましたが、国内では基本的に沖縄の先島諸島にしか生息しません。他のマダラチョウ類同様に、幼虫が有毒植物を食べ、その毒を成虫も有するために天敵はほとんどいません。

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スジグロカバマダラ

スジグロカバマダラ140909b
スジグロカバマダラ

リュウキュウアサギマダラも草地などでよく見られました。やはり有毒な蝶で、奄美以南に生息します。

リュウキュウアサギマダラ140909
リュウキュウアサギマダラ

集落の木陰の葉の上にはクロセセリがとまっていました。九州以南で見られる蝶でしたが、最近では近畿にも進出しているようです。

クロセセリ140909
クロセセリ

宿に帰ると庭の花にシロオビアゲハがやって来ました。日中は集落を活発に飛び回っていましたが、夕方になって吸蜜するようになり、ようやく撮影できました。これも奄美以南の蝶です。

シロオビアゲハ140909
シロオビアゲハ
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