24日の土曜日、晩春の台原森林公園を覗いてみました。2週間前に比べて、見られる虫たちが一気に増えたようです。
コジャノメは不思議にある一角にだけ、高密度に見られました。
コジャノメ
同じくジャノメ蝶の仲間、サトキマダラヒカゲは幹に止まっていても目立たず、飛び立ってから初めて気が付くことが何度かありました。
サトキマダラヒカゲ
普通に見られるダイミョウセセリは、ここでは今回が初めての確認でした。
ダイミョウセセリ
やはりセセリチョウの仲間、コチャバネセセリはハルジオンで吸蜜しているものがいくつか見られました。
コチャバネセセリ
三っつの白い筋が目立つコミスジも見られます。
コミスジ
ここまでどうも地味目の蝶ばかりでしたが、最後に華やかなアオスジアゲハが現れました。本来南方系の蝶で、私の学生の頃は岩手県南部が北限とされていましたが、温暖化でかなり北上してるかもしれません。それでも仙台では少ないようで、ここでは初めての確認です。東村山には普通にいますが・・・
アオスジアゲハ
アオスジアゲハ
コウチュウの仲間もいろいろ見られるようになりました。
ハルジオンではコアオハナムグリが夢中で花粉を食べ、顔を黄色くしていました。
コアオハナムグリ
陣笠のような不思議な形で、金色に輝くセモンジンガサハムシも見られました。写真ではあまり輝いていませんが・・・
セモンジンガサハムシ
一見華奢ですが、恐るべき肉食のジョウカイボンの仲間も何種か見られます。
ウスチャジョウカイ
撮影した時は、色合いや大きさから種ジョウカイボンと思ったのですが、いろいろ調べても配色がマッチしません。いったい何ジョウカイなのか不明のままです。
ジョウカイボンの一種