東京都の蝶
2012/07/25(Wed)
先頃、西多摩昆虫同好会よる「新版 東京都の蝶(詳細は書籍名をクリック)」が出版されました。
調査結果に基づいた解説や、豊富な写真が掲載された、見所たっぷりの本となっています。

東京都の蝶

区市町村別の確認リストによれば、東村山市では87種の蝶が記録され、ここ10年では77種が確認されています。
私も昨年は遠出も控えて、東村山を主体に近隣市町村の調査に40回近く協力しましたが、東村山初記録となったミヤマチャバネセセリを始め、記録できると思っていなかったオオウラギンスジヒョウモン、ジャノメチョウ等、貴重なデータを提供することができました。
また、私が東村山市内で撮影したナガサキアゲハ、オオミドリシジミ、ゴイシシジミ、メスグロヒョウモン、ミスジチョウの写真も掲載されていますので、興味のある方はぜひご購入ください。

ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ

オオミドリシジミ
オオミドリシジミ

ゴイシシジミ
ゴイシシジミ

メスグロヒョウモン
メスグロヒョウモン

ミスジチョウ
ミスジチョウ
この記事のURL | 未分類 | コメント(4) | トラックバック(0) | ▲ top
最古のコウチュウ
2012/07/23(Mon)
仙台は7月も下旬になるというのに、20℃を割り込み寒いぐらいです。土曜日は陽射しも全くなく、台原森林公園もこれでは虫たちは望めません。
あきらめ気分で歩いていると、運良く林縁にキマダラセセリがとまっていました。活動も鈍く、全く逃げる様子もありません。

キマダラセセリ120721
キマダラセセリ

草地ではツバメシジミが見られ、こちらはクローバーの花から花へ移動していました。春一番で見られますから、寒さには強いのでしょう。

ツバメシジミ120721
ツバメシジミ

水辺ではモノサシトンボがいました。こちらもじっとして逃げる気配がありません。

モノサシトンボ120721
モノサシトンボ

草の上に見慣れない虫がいました。ナガヒラタムシです。なんと起源は2億年前で、最古のコウチュウの仲間ということです。著名な甲虫図鑑では、6,000種程の掲載種のトップに君臨しています。

ナガヒラタムシ120721
ナガヒラタムシ
この記事のURL | 台原森林公園 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
暑い!
2012/07/16(Mon)
3連休は東村山に戻りました。仙台の涼しさに慣れた体には、東村山のこの暑さはこたえます。
それでも日曜日はちょっとだけMFを歩いてみました。
コナラの幹でナナフシモドキが静止しているのを見つけました。木の枝に擬態していますが、たまたま見つけやすい所にいたので気が付きました。

ナナフシ120715
ナナフシモドキ

土の上にはトウキョウヒメハンミョウの小集団がいます。1cmもないほどの小さな体ですが、大きな牙を持つ肉食の昆虫です。生息地が関東と九州北部という変わった分布をしています。

トウキョウヒメハンミョウ120715
トウキョウヒメハンミョウ

咲いている花は少なく、見られる蝶はスジグロシロチョウやコチャバネセセリなど、MFでごく普通に見られる蝶たちでした。

スジグロシロチョウ120715
スジグロシロチョウ

コチャバネセセリ120715
コチャバネセセリ

そんな中、MFでは数少ないトラフシジミが姿を見せてくれました。

トラフシジミ120715
トラフシジミ
この記事のURL | マイフィールドの蝶・昆虫 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
梅雨真っ盛り
2012/07/14(Sat)
梅雨真っ盛りです。天気予報によると土日(7/7、8)も雨ということでした。
やはり土曜日は一日中雨。ところが日曜日は、朝起きると雨が上がっています。空はどんよりしていますがなんとかもちそうです。そこで、急遽JR仙山線で、仙台市の郊外の低山帯に出かけることにしました。
降り立ったのは熊ヶ根駅、地形図を見ながら適当に山道を歩いてみます。林道沿いにはオカトラノオやアザミ類が咲き、落葉広葉樹林もそこそこ見られます。環境的には期待が持てそうです。
脇を流れる沢にはニホンカワトンボがいました。

ニホンカワトンボ120708
ニホンカワトンボ

蝶がよく訪れる道傍のウツボグサでは、ウラギンヒョウモンが吸蜜していました。

ウラギンヒョウモン120708
ウラギンヒョウモン

そのすぐそばの葉の上では、メスグロヒョウモンが見られました。メスはヒョウ柄ではなく黒い色をしていますが、これはオスなので黒くはありません。

メスグロヒョウモン120708
メスグロヒョウモン

歩いているとマンサクの木がよく目についたので、もしやと思って気にしながら歩きます。すると、やっぱりいました。マンサクを食草とするウラクロシジミです。ゼフィルスの一種でオスの翅表は銀色に輝きます。夕方飛び交う姿は印象的です。

ウラクロシジミ120708
ウラクロシジミ

帰り道、駅の近くに差しかかると藪の中から大きな蝶が飛び出してきました。オオヒカゲです。日本のジャノメチョウの仲間では最大の種で、大きな蛇の目模様が目立ちます。仙台でこの夏必ず会いたいと思っていた蝶に会うことができました。

オオヒカゲ120708
オオヒカゲ
この記事のURL | 宮城の蝶・昆虫 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
霧雨の中
2012/07/13(Fri)
7月最初の日、日曜日は梅雨らしい天気となりました。
仙台駅に出て所用を済ませ、帰りは1つ手前の駅で地下鉄を降りて、霧雨を承知で散歩のつもりで台原森林公園を歩いてみました。
下草にゼフィルスでも止まっていないかと見ていると、イメージ通りに草の上にアカシジミがじっとしています。羽化後それ程経過していないはずですが、敵に襲われたようで翅を激しく損傷しています。

アカシジミ120701
アカシジミ

さらに歩いているとカワセミの声がします。探してみると3羽の幼鳥が見つかりました。まだ羽色に鮮やかさがなく、全体にすすけた感じがします。巣立って間もないと思われるので、この近くで繁殖したのでしょう。

カワセミ120701
カワセミ
この記事のURL | 台原森林公園 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
虫の季節も本番
2012/07/04(Wed)
土曜日は、この日まで天気が良いと言うので、迷った末に仙台のMFのお隣、水の森にチャリで出かけることにしました。
ようやく見られる虫たちの姿が増えてきて、虫の季節も本番です。林縁などにはモノサシトンボの姿が目立ちました。モノサシの目盛りのように腹部の節にラインが入っています。

モノサシトンボ120630a
モノサシトンボ

森ではようやくクリの花が咲いて、ゼフィルス(西風の精)=ミドリシジミの仲間の吸密が見られるかもしれません。あちこちクリの花を探してみるとオオチャバネセセリが来ていました。

オオチャバネセセリ120630
オオチャバネセセリ

他には蝶はあまり見られず、花粉を食べるカミキリ、ヨツスジハナカミキリが来ていました。虎模様がハチに擬態しているとも言われます。

ヨツスジハナカミキリ120630
ヨツスジハナカミキリ

ゼフィルスはちらちら飛んでいるのを見かけますが近くには来てくれません。クリの花をあきらめて歩いていると、正面から紫のきらめきがやって来ます。その色合いに加え、まわりにシラカシが植栽されていることもあったので、それを食草とするムラサキシジミが飛んで来たと思いました。私を通り越して下草に止まった姿を見ると、オレンジ色の翅裏をしています。ゼフィルスの中でもこの日の第一目的だったウラミスジシジミです。翅裏にはちゃんと三本?の白い筋があります。宮城県でもレッドデータブック記載種のちょっと珍しい蝶です。
ちなみに前回ここ水の森で撮影したアサマイチモンジ、ホンサナエも宮城県レッドデータブック記載種でした。

ウラミスジシジミ120630
ウラミスジシジミ
この記事のURL | 宮城の蝶・昆虫 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
カバイロシジミ
2012/07/03(Tue)
先週、下北半島に出張に行きました。
最後の日に仕事が終わった後、せっかくなので下北半島ならではの蝶、カバイロシジミを探してみました。
カバイロシジミの主な生息地は北海道ですが、本州でも下北半島と津軽半島でのみ見られます。
食草のヒロハノクサフジを手掛かりに探してみると、比較的すぐにオスが1頭見つかりました。しかし、かなり翅を破損しています。

カバイロシジミ120629a
カバイロシジミ

その後は少数が見られただけでしたが、飛んでるばかりでなかなか撮影チャンスがありません。ようやくきれいな個体が止まってくれました。

カバイロシジミ120629b
カバイロシジミ

なんの変哲もないシジミチョウに見えますが、今度いつ会えるかわからないので貴重な写真になりました。
この記事のURL | 遠征・主に蝶・昆虫 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
| メイン |