緑のきらめき
2018/07/16(Mon)
7月1日、緑にきらめくミドリシジミの仲間、ゼフィルスを求めて仙台郊外の泉ヶ岳へ向かいました。今回は最強の大先輩がご一緒してくれたので大船に乗った気分です。
7時前に第一のポイントに着くと、まだ条件が整わないのかゼフィルスは見当たりません。しばらく待っていると、ポツポツと姿を現し始めました。最初に林の中の陽だまりに降りて来てくれたアイノミドリシジミのオスは、やや擦れて角度が微妙で輝きがもう一つでした。

アイノミドリシジミ180701a
アイノミドリシジミ

しかし、この1頭を皮切りに、アイノミドリシジミの緑のシャワーといった状態になりました。次々と目の前に舞い降りてテリトリーを張ったり、卍巴飛翔を繰り広げたりしています。頭の方から撮ると緑に強く輝きます。

アイノミドリシジミ180701b
アイノミドリシジミ

翅裏だけだと同定するのはなかなかやっかいです。

アイノミドリシジミ180701u
アイノミドリシジミ

10時前になると活動時間も終わり、アイノミドリシジミはパッタリ姿を消してしまいました。
そこで、今度はメスアカミドリシジミを狙って第二のポイントに向かいます。活動時間の10時を過ぎるとあちこちに姿が見られました。しかし、なかなか目の前すぐの所には来てくれません。

メスアカミドリシジミ180701a
メスアカミドリシジミ

場所を替えてみると、今度は数は少ないもののサービスの良い個体がいました。

メスアカミドリシジミ180701b
メスアカミドリシジミ

メスアカミドリシジミ180701u
メスアカミドリシジミ

メスアカミドリシジミの活動時間も終わりに近づき昼食を食べていると、翅裏が金色のウラキンシジミが現れました。

ウラキンシジミ180701
ウラキンシジミ

おまけに渓流性のクロサナエも姿を見せてくれました

クロサナエ180701
クロサナエ

この日は目当てのゼフィルスを堪能でき、大先輩A氏に感謝いっぱいです。
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山奥の森の池沼 -トンボ-
2018/06/28(Thu)
24日、宮城加美町の山奥の池沼にトンボを探しに行ってみました。道のない森の中をクマに遭遇しないかと心配しながら、少し迷ったものの目指す池沼にたどり着きました。
たくさん見られたのはエゾイトトンボで、連結しているペアもいます。

エゾイトトンボ180624
エゾイトトンボ

春のトンボ、コサナエもまだ何頭も見られます。

コサナエ180624
コサナエ

ニホンカワトンボ、アオイトトンボやモノサシトンボも見られましたが、いずれもよく見かける種ばかりです。

ニホンカワトンボ180624
ニホンカワトンボ

アオイトトンボ180624
アオイトトボ

モノサシトンボ180624
モノサシトンボ

そして、やっとなかなか見られないオゼイトトンボの連結しているペアが見つかりました。東北日本の特産種になります。

オゼイトトンボ180624
オゼイトトンボ
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シミだらけ
2018/04/09(Mon)
1日は、泉ヶ岳中腹では陽射しが出ると蝶も見られました。白っぽい蝶が数頭、弱々しく舞っています。
近寄ってみるとスジボソヤマキチョウでした。フキの花で吸密しはじめました。成虫で越冬し、翅に破損はほとんどなかったものの、色が褪せてシミだらけです。

スジボソヤマキチョウ180401
スジボソヤマキチョウ
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この時期に蝶が!
2017/12/16(Sat)
3日、何か冬鳥に会えないかと仙台の県民の森に行ってみました。
しかし、鳥の姿は少なく、会えたのはマヒワぐらいでした。それも高い枝先ばかりで・・・

マヒワ171203
マヒワ

ところが、この日は意外に陽射しが暖かかったせいで、思いがけず蝶の姿を見かけました。成虫越冬の蝶ですが、仙台で12月に活動している蝶を見たのは初めてでした。

キチョウ171203
キチョウ

アカタテハ171203
アカタテハ
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オオルリボシヤンマ
2017/09/17(Sun)
10日、仙台市郊外の泉ヶ岳山麓のため池にもトンボを探しに寄ってみました。
水面を見回すと大型のトンボがたくさん飛び交っています。ほとんどがパトロール飛翔しているオオルリボシヤンマのオスです。黒い体にルリ色の斑紋が鮮やかです。

オオルリボシヤンマ♂170910a
オオルリボシヤンマ♂

なわばりを巡って、あちこちでオス同士のバトルも見られました。

オオルリボシヤンマ♂170910b
オオルリボシヤンマ♂

そんな喧騒をよそに、メスは水草で産卵をしているものが何頭か見られました。

オオルリボシヤンマ♀170910
オオルリボシヤンマ♀
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ムモンアカシジミ
2017/09/14(Thu)
仙台は7月下旬から8月下旬にかけて、観測史上1位となる36日連続降雨という異常気象で、虫探しもままならない状況でした。
蝶の成果はほとんどあがらず、もう今年はダメだなとあきらめていましたが、ダメもとで10日に仙台郊外の泉ヶ岳に行ってみました。
時期的に運が良ければムモンアカシジミに会えるかもと思いながら探索していると、行くてに小さなオレンジの蝶が舞っています。ムモンアカシジミに間違いないと確信し、降り立った茂みに急いで駆け寄りました。するとまさしくムモンアカシジミが、目の高さの葉の上にとまっていました。ゼフィルスの1種ですが、成虫の発生時期が8月と遅く、幼虫は肉食の時期があったりアリに守られたりと不思議な生態の蝶です。会えそうでなかなか会えない蝶だったのでラッキーでした。

ムモンアカシジミU170910
ムモンアカシジミ

ムモンアカシジミO170910
ムモンアカシジミ
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カシワの林に
2017/07/22(Sat)
蝶の中にはカシワの葉だけを幼虫が食べる種がいます。しかし、そのカシワ林は伐採されて、今ではほとんど見られなくなってしまいました。
8日、宮城県南にわずかに残るカシワ林に蝶を探しに行ってみました。今シーズン既に2回チャレンジしてたのですが、成果なく終わっています。
この日も丹念にカシワ林を探してみましたが、なかなかお目当ての蝶は現れません。あきらめの気持ちが湧き始めた頃、カシワから少し離れた所をブルーのシジミチョウがちらちら飛んでいます。色合いなどからルリシジミかと半ば無視していましたが、葉に止まったので念のためにと近寄ってみました。するとまさしく探していたウラジロミドリシジミです。既にスレ気味のオスでしたが、うれしい初めての出会いです。他のミドリシジミ類より青っぽいとは知っていましたが、予想以上に青かったのです。

ウラジロミドリシジミ♂170709
ウラジロミドリシジミ(オス)

しばらくすると、メスも見つけることができました。こちらはまだ新鮮な個体です。ウラジロミドリシジミは宮城県レッドリストで最もランクの高い種です。この場所も脆弱で将来が心配されます。

ウラジロミドリシジミ♀170709
ウラジロミドリシジミ(メス)
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ジョウカイボン
2017/07/08(Sat)
7月1日、どんよりした曇り空でしたが、県南白石に蝶を探しに出かけてみました。
しかし、お目当ての蝶は全く見られず、他の蝶の姿もあまりありません。ジョウカイボンだけがよく見られました。カミキリのように見えますが、他の虫たちを食べるちょっと恐い虫です。

ジョウカイボン170701
ジョウカイボン

青みがかったアオジョウカイも見られました。

アオジョウカイ170625
アオジョウカイ
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やっぱり早かった
2017/05/31(Wed)
20日、ちょっと時期的に早いかなと思いつつも、トンボを見に宮城の加美町の湿地を訪ねました。
湿地の周辺にはイトトンボがたくさん見られました。しかし、確認した限りでは全てエゾイトトンボでした。もう交尾をしているペアもいます。

エゾイトトンボ170520
エゾイトトンボ(上がオス)

メスには青色型のものもいます。

エゾイトトンボ♀170520
エゾイトトンボ(メス)

沢筋にはニホンカワトンボが見られました。翅の色が異なるタイプがいます。

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ニホンカワトンボ(無色型)

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ニホンカワトンボ(橙色型)

東北日本の山地の細流に生息するモイワサナエももう発生していました。

モイワサナエ170520
モイワサナエ

春のサナエトンボ、コサナエもいましたが、この日確認できたトンボの種数は少なく、やはりまだ時期が早かったようです。

コサナエ170520
コサナエ
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姫ピンチ?
2017/04/24(Mon)
22日、春の女神ヒメギフチョウに会いに、例年通う仙台市青葉区の山中に出かけました。
程よい天気で、ちょうどカタクリも満開でいい感じです。たくさんの出現を期待しましたが、ヒメギフはなかなかやって来ません。やっと地上に止まったメスを見つけました。

ヒメギフチョウ170422
ヒメギフチョウ

その後もごくわずかな数が舞っているだけです。いつもそこそこの数が見られるのにどうしたのでしょう?
昨年とほぼ同時期なのに、昨年トウゴクサイシンにたくさん見られた真珠のような卵塊も1つしか見つかりませんでした。

ヒメギフチョウ卵170422
ヒメギフチョウ卵

そしてこの後さらに悲しいこともあり、この場所のヒメギフチョウの存続はピンチに陥ってしまうかも。
この日は他に数頭のルリタテハと1頭のアカタテハが見られただけでした。

ルリタテハ170422
ルリタテハ
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