やっぱり早かった
2017/05/31(Wed)
20日、ちょっと時期的に早いかなと思いつつも、トンボを見に宮城の加美町の湿地を訪ねました。
湿地の周辺にはイトトンボがたくさん見られました。しかし、確認した限りでは全てエゾイトトンボでした。もう交尾をしているペアもいます。

エゾイトトンボ170520
エゾイトトンボ(上がオス)

メスには青色型のものもいます。

エゾイトトンボ♀170520
エゾイトトンボ(メス)

沢筋にはニホンカワトンボが見られました。翅の色が異なるタイプがいます。

ニホンカワトンボ無色170520
ニホンカワトンボ(無色型)

ニホンカワトンボ橙色170520
ニホンカワトンボ(橙色型)

東北日本の山地の細流に生息するモイワサナエももう発生していました。

モイワサナエ170520
モイワサナエ

春のサナエトンボ、コサナエもいましたが、この日確認できたトンボの種数は少なく、やはりまだ時期が早かったようです。

コサナエ170520
コサナエ
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スプリング・エフェメラルの花
2017/04/11(Tue)
9日、天気が芳しくない中、ダメ元で仙台から北の里山に、ある蝶を目当てに出かけてみました。しかし、天候は好転せず、蝶は何も見かけることはありませんでした。
それでもまだ冬枯れの落葉広葉樹林では、咲き始めたスプリング・エフェメラル=春のはかない花たちが目を楽しませてくれました。
代表的な花はカタクリでしょう。もうしばらくで紫のカーペットが見られそうです。

カタクリ170409
カタクリ

キクザキイチゲは薄紫の花や白い花が見られました。下の白い花は花弁(萼片)の枚数が多いようです。

キクザキイチゲ170409a
キクザキイチゲ

キクザキイチゲ170409b
キクザキイチゲ

ショウジョウバカマも見られ、木々が葉を出す前の早春の一時の彩りを華やかにしていました。

ショウジョウバカマ170409
ショウジョウバカマ
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やっと三陸海岸
2017/03/15(Wed)
行こう、行こう、と思いながらなかなか行けず、もうシーズンも終わる12日、やっと三陸沿岸に行ってきました。
女川から北に向かって、小さな漁港もできるだけ漏らさず鳥を探していきます。
比較的大きな湾の中程に10羽程の天然記念物、コクガンを見つけることができました。ちょっと遠かったけど・・・

コクガン170312
コクガン

まだ黒くて地味な姿の絶滅危惧種、ヒメウは小さな漁港で近くで見られました。

ヒメウ170312
ヒメウ

小さな川が流れ込んでいる浜で、カモメたちが水浴びをしてくつろいでいました。ほとんどがウミネコ、そしてオオセグロカモメです。

オオセグロカモメ170312
オオセグロカモメ

中にわずかにワシカモメが見られました。

ワシカモメ170312
ワシカモメ

海のカモ、ウミアイサも雌雄の小さな群れを漁港で間近に見ることができました。

ウミアイサ170312
ウミアイサ(手前がメス)

オスは風変わりな求愛ディスプレイを見せていました。

ウミアイサ♂170312
ウミアイサ
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リベンジなるか!
2017/03/06(Mon)
県北のラムサール湿地、蕪栗沼では今度の週末に環境保全のための野焼きが行われます。そこで3月5日、今シーズン最後のチャンスに、前回のリベンジを兼ねてソデグロヅルとハイイロチュウヒに会いに行きました。
天候は概ね良好ですが、ソデグロヅルはやはり定位置から出てきてくれません。かなりの距離のうえ、親子3羽揃っては顔を上げてくれません。

ソデグロヅル170305
ソデグロヅル

オレンジの幼鳥が羽ばたくと、名前の由来の翼の先はもう黒くなっています。

ソデグロヅルJ170305
ソデグロヅル(幼鳥)

夕暮れになり、ハイイロチュウヒのヨシ原のねぐら入りを狙いました。メスが戻って来て、前回よりは少し良い所を舞ってくれました。

ハイイロチュウヒ170305b
ハイイロチュウヒ

チュウヒと似ているメスは白い腰で見分けがつきます。

ハイイロチュウヒ170305a
ハイイロチュウヒ

この後、お目当てのオスは戻って来ませんでした。ソデグロヅルも近くでは撮れず、残念ながらリベンジとはなりませんでした。
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ウミスズメ
2017/02/26(Sun)
24日、宮城の石巻沿岸に行く機会があったので、運良くウミスズメにでも会えるといいなと思って漁港を覗いてみました。やはり、スズガモ、キンクロハジロやせいぜいカンムリカイツブリぐらいしかいません。
チラ見程度の時間だったので、こんなもんだろうなと帰ろうとすると近くの漁船の陰にちょっと違う鳥が見えたような気がしました。もしやと思って探してみるとなんとホントにウミスズメで、海上で暮らす彼らには普通ではあり得ない距離の近さです。しかし、千載一遇のチャンスに持ち合わせていたのは、望遠ではまるで無能なコンデジFUJI Fine Pix HS30EXRです。環境省レッドリストでも最上位にランクされる鳥なので、撮れただけでも良しとしましょう。

ウミスズメ170224
ウミスズメ
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いろいろ出てくれたけど
2017/02/21(Tue)
18日、スッキリ晴れたものの結構強い風が吹いていて、覚悟の上で県北のラムサール湿地蕪栗沼に向かいました。
マガンの北帰行は始まっていて、到着するまでに見かけるマガンの数も激減してる感じです。

マガン170218b
マガン

マガン170218
マガン

到着してみるとやはりかなりの強風です。餌を探すヘラサギも背中の羽が風にめくれています。

ヘラサギ170218
ヘラサギ

遠くのヨシ原に世界的希少種ソデグロヅルがいました。しかし、いい所には出てこないうえに距離の遠さと強風でまともな写真はあきらめです。親子3羽で、左のオレンジの背中が幼鳥です。

ソデグロヅル170218
ソデグロヅル

遠くのヨシ原に浮き上がったチュウヒが、こちらに向かってやって来ます。

チュウヒ170218b
チュウヒ

比較的近くを横切って行きました。

チュウヒ170218a
チュウヒ

日没が近づき、ハイイロチュウヒのねぐら入りの時間になりました。最初にメスがやって来ました。しかし、もう暗くて遠くて・・・

ハイイロチュウヒ♀170218
ハイイロチュウヒ(メス)

しばらくしてオスも帰って来ました。

ハイイロチュウヒ♂170218
ハイイロチュウヒ(オス)

いろいろ希少種が出てくれた割には、これといった写真が撮れず、なんとなく消化不良で終わった感じです。
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久々海沿い
2017/02/14(Tue)
11日、宮城県南の亘理町から仙台まで沿岸地域を北上してみました。
亘理町の鳥の海では、海鳥など珍しい鳥が紛れ込んでないかと期待しました。すると1羽のクロガモのオスが直近に。海洋性のカモなのでここまで近いことはそうはありません。盛んに潜水をして餌を食べていました。真っ黒だと思ってたクロガモの顔は、かすかに白点が見られます。

クロガモ170211
クロガモ

水田地帯を通り、仙台に入ると冬鳥のミヤマガラスの群れがいました。その中に小さなコクマルガラスがわずかに混ざっています。成鳥説がある黒白の淡色型のそばに近づき過ぎると、黒い暗色型のコクマルガラスが怒られていて面白い光景でした。

コクマルガラス170211b
コクマルガラス

コクマルガラス170211a
コクマルガラス

人造湖を覗くと水際に2羽のシギがせわしく採餌をしていました。よく見ると比較的珍しいオオハシシギでした。

オオハシシギ170211
オオハシシギ
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寒波に負けず
2017/01/15(Sun)
この冬1番の寒波が襲来し、各地で大雪の予報が出ていた14日、宮城北部のガン類の渡来地周辺はそれ程天気は悪くなさそうです。半ば賭けのつもりで目当ての鳥を探しに行きました。
蕪栗沼に近づくと、周辺の水田地帯は雪に覆われており、たくさん見られたガン類もあまり見られません。牧草地で餌を摂っているマガンの群れがいました。

マガン170114
マガン

結局マガン以外のガン類は見つからず、蕪栗沼に猛禽類に会いに行きました。
ところが猛禽類も出が悪く、なんとか撮影できたのはノスリのみと寂しい成果になりました。

ノスリ170114
ノスリ
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風が強過ぎ!
2016/12/26(Mon)
24日、今シーズン初めて県北のラムサール湿地、蕪栗沼に希少な冬鳥たちに会いに出かけました。青空は良い感じで広がっていましたが、間断なく強風が吹き続く厳しい状況です。
我が国有数のガン類の渡来地ですが、水面では多くの天然記念物オオヒシクイが昼寝の最中です。中にポツポツとハクチョウも混ざります。

ヒシクイG161224
オオヒシクイ

ヒシクイ161224
オオヒシクイ

対岸遠くには休憩中のヘラサギも見られました。ヘラ状の口ばしが特徴的です。

ヘラサギ161224
ヘラサギ

猛禽類はなかなかシャッターチャンスがなく、薄っすら栗駒山を背景に遠目のチュウヒが精一杯でした。

チュウヒ161224
チュウヒ
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ヒメシロチョウ
2016/06/05(Sun)
5月のある日、仙台に来てから初めて宮城のヒメシロチョウに会いに行ってみました。
ヒメシロチョウは環境省、宮城県ともにレッドリストのほぼ最高ランクの大変希少な蝶です。いくつかの都県では既に絶滅するなどし、宮城でも生息地が極めて限定的となっています。
生息地に着くと、ふわふわと比較的ゆっくり飛ぶ白い蝶がいます。ヒメシロチョウです。

ヒメシロチョウ160514b
ヒメシロチョウ

翅はほぼ真っ白で模様がなく、華奢な感じのなんてことのない蝶です。

ヒメシロチョウ160514d
ヒメシロチョウ

ヤハズエンドウで吸蜜している個体もいます。

ヒメシロチョウ160514a
ヒメシロチョウ

幼虫の食草ツルフジバカマへの産卵行動も見られました。

ヒメシロチョウ160514c
ヒメシロチョウ

ツルフジバカマは決して珍しい植物じゃないのに、ヒメシロチョウは各地で急速に姿を消してしまいました。なんとかこの地のヒメシロチョウが、生き続けることを祈るばかりです。
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